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墨絵風の風景。旅人が細道を歩き、書に「セルフホスティングの細道」とある

セルフホスティングの細道

VPS・Docker・Coolify で始めるセルフホスティング

「VPS・Docker・Coolify で始めるセルフホスティング」セクション

セルフホスティングとは、自分で管理するサーバー上でアプリケーションやサービスを運用することです。
Heroku や Vercel のようなマネージドサービスに任せるのではなく、自分でインフラを管理することで、システム構成・コスト・データの管理方法を自分で決められます。

このガイドでは、できるだけシンプルに次のことを学べるように構成しています。

  • 現在広く使われている技術構成(VPS、Docker、PaaS 的な管理ツール)
  • 安全な運用の基本(SSL、バックアップ、更新)
  • 自前アプリケーションの開発と本番デプロイ

対象は、サーバー運用が初めての方から、インフラを自分で触りたいエンジニアまでです。

VPS は、クラウド上に借りる仮想サーバーです。
専用サーバーより安価で、必要なソフトウェアを自由にインストールできます。

このガイドでは VPS を前提にします。理由は次のとおりです。

  • 月額固定費で、月数百円〜数千円程度から始められる
  • root 権限があり、サーバー構成を自分で決められる
  • Docker や Coolify など、セルフホスティングに役立つツールを導入しやすい

現代のサーバー運用では、アプリケーションやミドルウェア、データベースを Docker コンテナ で動かす方法が広く使われています。
Docker コンテナは、アプリを軽量に隔離して動かす仕組みです。

Docker を使うと、次のようなメリットがあります。

  • 環境差による「自分の PC では動くのに本番で動かない」を減らせる
  • アプリごとに依存関係を分離できる
  • 構成を再現しやすく、別のサーバーへ移行しやすい

このガイドで扱う PaaS ツールも、Docker を土台にアプリを管理します。

PaaS(Platform as a Service) は、本来「アプリを動かすための実行基盤を提供するサービス」を指します。Heroku や Render が代表例です。

一方、Coolify は、自分の VPS 上に PaaS のような環境を構築できる セルフホスト型の管理ツール です。
ブラウザからアプリのデプロイやドメイン設定、Docker コンテナの作成・更新・停止などを行えます。

Coolify を使う主な利点は次のとおりです。

  • 複数ドメイン・複数アプリケーションの運用
  • SSL/TLS(Let’s Encrypt)の自動取得・更新
  • Git 連携によるデプロイ

このガイドでは Coolify を標準構成として採用し、実際の運用手順を順を追って説明します。

写真バックアップ(Coming soon)

Immich で写真・動画のバックアップ環境を構築し、ストレージとデータの扱いを学びます。

ファイル共有(Coming soon)

Nextcloud でファイル共有環境を作り、日常使いのセルフホストを体験します。

バックアップ(Coming soon)

アプリケーションとデータのバックアップ方針・復旧手順を理解します。

開発とデプロイ(Coming soon)

Node.js の自作アプリケーションを開発し、本番環境へ反映する流れを体験します。